催眠オナニー、略してサイニーですね。
耳慣れない人も多いと思われる、このオナニーの方法を、今回、可能な限り分かりやすく書いていけたらと思います。
催眠とは
概要
元々催眠という言葉は、「眠気を催す」状態を指すものでした(※)。
そして、うとうととした、あるいはボーッとした状態においては、人は暗示にかかりやすくなります。
そうした事情から、
「催眠」=「暗示にかけられた状態」
というふうに、言葉の意味がすり替わってきたのだそうです(※)。
※ソース:ニコニコ大百科
催眠術とは
「眠気を催す」状態で暗示をかけると、感覚や性感をある程度コントロールすることが可能です。
ただし、催眠術というのはつまりは、テレビのバラエティ番組の企画でよくある、「暗示をかけられると、酸っぱいものを甘く感じる」という類のもの。
「思い込む」「思い込ませる」ということが目的ですので、当然、運動神経を大幅に良くしたり、外的な傷を治したりするようなことは、直接的にはできません。
増幅と変化
要は、その人のなかにある感覚や感情を増幅させたり変化させたりできる、それが催眠術です。
従って、例えば運動神経そのものは増幅できないものの、その人に元々「自分でも気づいていない身体能力」が備わっていれば、催眠術によってそれを引き出すことは不可能ではないということです。
はい、というわけでこの催眠術、エロいこととの相性が非常に良いのです。
エロというのは基本、その人が「気持ちイイ」と思えば気持ち良く、「イマイチ」と思えばイマイチになるものですので。
もしかすると、乳首オナニーや亀頭責めオナニーなどより、ドライオーガズムに達するのが簡単かもしれないです。
ある意味お手軽なオナニー
催眠オナニー…このようなネーミングから、
- そういう系のお店に行かなきゃいけないのでは?
- 催眠術師に依頼しなきゃいけないんじゃないの?
- お金かかるんでしょ?
- 脳に悪影響がありそう……
- 催眠から抜け出せなくなりそう
そんな疑問を持つ人は多いと思いますが……
労力や出費に関しては、まず問題ありません。
サイニーの方法をザックリ説明しますと…
- 催眠音声を入手する:入手の際の注意事項は後述(必読)
- 催眠状態に入れれば成功
- そのまま催眠音声が促すままにドライオーガズム(作品によっては射精)へ
- 必ず、セットで付いている覚醒音声を聞いて、催眠解除。
と、これだけですので。
特殊な場所へ行ったり、大金をはたいたりすることもないのです(良質なものを求めるのなら、それなりのお金は必要になってくるかもしれませんが)。
「実行するのに必要な道具や労力の数」に関しては、もしかしたら数あるオナニーのなかで最少かもしれません。
実恋愛への影響
実際の性生活への影響
前述のように、催眠オナニーというのは、脳や精神をいじって、心身に快感をもたらそうという手法です。
とにかく「気持ちいい!」と思わせることが催眠オナニー商品の狙いなので、尋常ではない快感を得ることになります。
──となると、実際のセックスが物足りなくなってしまう、という危険性が付きまとってくるわけです。
最悪、サイニーでしか感じることができなくなる可能性もあるので、彼女や奥さんとの性生活に支障をきたしてしまうこともあるかもしれません。
そうなってしまったら、恋人関係や夫婦生活にも問題が生じてきますよね……。
人生にも影響?
万一、性欲がサイニーのほうだけを向いてしまうと、普通の恋愛自体もできなくなる可能性があります。
そうなると、人生が大きく変わってしまいます。
サイニーをする場合は、とにかく「距離を持って適度に」というルールを自分に課すことが大切といえます。
恋愛や結婚をするかどうかは別としても、恋する心を失くした人生は寂しいですよ~。
絶食系男子も要注意!
それは、管理人のような「恋愛なんかに一生縁はない!」という二次元嗜好の人間にとっても、決して他人事ではありません。
二次元のお嫁さんをお持ちの方も、そのキャラクターに興味を持てなくなる可能性があるわけですから。
──と言うと、大した問題じゃないように思えるかもしれません。
しかし、アニメ自体、ひいては「自分に喜びや快楽を与えてくれてきた全てのもの」への興味が、すべて失せてしまう可能性もゼロではないわけです……。
趣味嗜好というのは、多かれ少なかれ、どこかで恋愛や性欲とつながっているところがあるからです。
例えば、マリオというゲームは、プレイヤーに「ピーチ姫」という目標を与え、先へ進ませようとするものです。
文学や音楽なども、何らかの形で「愛」が関わっていて、それが我々が文化に触れていく原動力になっていると思うんです(決して全てがそうではありませんが)。
サイニーに依存しないことが大切
「裏を返せばサイニーがそれだけ気持ちいいってことでしょ。それだけを求めて生きるのも幸せでは?」
という意見もあることでしょう。
しかし、昔は楽しめていたことが、今は楽しめなくなってしまって困っている…
そうした悩みは、人間にとって普遍的なものです。
精神に変化が起こることで、魔法が使えなくなるかのように、以前の趣味を楽しめなくなってしまったら、哀しいでしょう…?
サイニーだけを求めるような人生になってしまったら悲劇です。
サイニーをする場合は、とにかく「距離を持って適度に」というルールを自分に課すことが大切といえます。
脳への影響
個人差の世界
脳への影響もまた、難しい問題。
これもまた、個人差がものをいう事柄です。
ある人は催眠自体にかかることができず、サイニー失敗という結果になるでしょうし…
またある人は、かかりすぎてしまって、オナニー以外の時間にも影響が出てしまう、という結果にもなりかねません。
脳や精神に異常をきたしてしまう可能性は、誰にでもあります。
そこで、可能な限り安全で、信用性の高い催眠音声を入手する必要があるわけです。
日常生活に支障も?
何度も同じ催眠音声を聞いていると、現実の生活において、その音声がもたらすのと同じ条件がそろってしまうと、催眠状態になってしまうことがあります。
例えば、「特定の言葉」を催眠への導入として使っている音声作品があるとします。
そうすると、現実において、その「特定の言葉」を誰かが言っているのを聞くと、それだけで催眠状態に入ってしまう、ということ。
繰り返しますが、くれぐれも、「距離を持って適度に」という前提を崩さないようにしましょう。
催眠音声の選び方
信頼できるサイトから入手する
催眠音声というのは、主にインターネット上で、MP3として配布されています。
ここはなるべく、
- 信頼できる開発者によるもの
- 評判が良い
- 安全に利用している人が多い作品(レビューなどで確認)
そのような音声作品を入手するようにしましょう。
有料作品の場合、DLsiteやFANZAなど、信頼できる大手の通販サイトで購入することが大切です。
こうした販売サイトで、「催眠音声」と検索すると、ズラッと作品が出てきます。
「催眠音声 サキュバス」「催眠音声 姉」といった、自分の好みに合わせた検索方法も有効です。
その他、無料の催眠音声もありますが、正体不明な催眠音声は絶対に使ってはいけません。
無料であっても、必ず評判を確認し、危険性などについて語られているレビューや感想などを熟読しましょう。
必ず自己責任で!
それでもなお、自分の使う催眠音声というのは、結局は自己責任で手に入れなければいけません。
なぜなら、催眠へのかかり方には、やはり大きな個人差があるからです。
誰もが安全だと言い張る作品が、ある人にとっては魔の呪術だったり、どこの馬の骨ともつかない作品が、ある人にとっては全く安全な良作だったり…
こと、性的な事柄に関しては、そうしたケースが普通に起こり得ますからね。
催眠オナニーのやり方
初歩
まず、上記の注意点を留意した上で、催眠音声を入手しましょう。
個人的には、射精をうながすタイプのものより、ドライオーガズムへと導いてくれるものがおすすめです(せっかくですからね~)
催眠オナニーは原則、就寝の直前か、その付近の時間帯に行ないます。
人は睡眠をとることで、催眠から完全に「醒める」ことができるからです。
まず、「就寝時の体勢」や、「リラックスチェアに座る」など、可能な限り体に負担を与えない状態になることから始めます。
ここでの「リラックス」の目安は、「そのまま朝まで寝てしまっても問題ない体勢」です。
その他、用意するといいもの
次にイヤホンかヘッドフォンを用意することが必須ですが、これはワイヤレスのものが理想的です。
コードがあるとどうしても、うっとうしくて集中できませんし…
何らかのタイミングで、プチっとコードを引っぱってしまってヘッドフォンが外れたりすると、萎えてしまうこともあるので。
あとはコンドーム!
ドライオーガズムではなく、射精をうながしてくるタイプの催眠音声の場合は必須です。
勢いよく射精してしまうことになりますからね。
お買い得コンドーム 144個入り
コンドームを用意できなければ、紙タオルをペニスを包むような形で、下着の内側に詰めておくといいでしょうが、コンドームのほうが確実に安心です。
後は簡単!
あとはもう、催眠音声の指示に、従順に心を傾けていくだけ。
その作品との相性さえ良ければ、至福の官能タイムが味わえます。
初心者の方は、こうした作品を聞いてみるといいと思います。
初心者のための催眠音声
サイニー時の注意点
ただし気をつけていただきたいのは、上手くいき(イき?)すぎると、気持ち良すぎて声を漏らしてしまう可能性があること。
それを家族に聞かれてしまった場合、
「寝ぼけちゃってたみたいで…」
と、苦しい言い訳をするしかないでしょうね。
トランス状態
ドライオーガズムに達するには、「トランス状態」という、深々と催眠にかかっている状態になることが必要です。
この状態になると、音声作品の女の子が先導してくれる快感を、思うがままに感じていくことができます。
「気持ちいいと思い込ませる」ということが催眠音声の目的であると書きましたが、トランス状態になっている脳は、その「思い込み」を完全に現実のものとして受け取ってくれるからです。
サイニー成功のポイント
このトランス状態になれるかどうかが、サイニーが上手くいくかどうかのポイント。
運が良ければ、リラックスして音声作品を聞いているだけでトランス状態になれることもありますが、不可能な人も少なくないと思います。
これは、リラックスが足りないか、音声作品が自分に合っていないか、そのどちらかである可能性があります。
こちらも参考にして下さい。
・催眠オナニーが上手くいかない場合の対処法、解決策まとめ
どちらにしても、トランス状態になることを切望しすぎて、とっかえひっかえに催眠音声を漁るようなことだけはやめましょうね。
成功のコツ
コツとしては、最初は演技でも構わない、ということが挙げられます。
例えば乳首オナニーの際、「自分が乳首を責められて感じている女性である」と思い込むと、ぐっとドライオーガズムに達しやすくなるのと同じです。
ぶっちゃけ、最初は「かかったふり」でも構わない、ということ。
催眠音声の女の子が、「気持ちいいでしょ?」と言ったら、本当に「気持ちいい!」と思い込んでみるのです。
これが、トランス状態に行き着くための訓練にもなります。
人間の脳というのは不思議かつ単純なもので…
空元気を続けていると本当に元気になってしまうことがありますし、不幸ぶっていると心が慢性的に苦しくなってくるんです。
さて、聞き終わったら、催眠解除の音声を聞き、あとは眠ってしまえばOKです。
睡眠をとれば、脳は通常の状態に戻るといいます。
くれぐれも、催眠を解除するまでがサイニーであるということを忘れないようにして下さいね!
上手くいかない場合
催眠音声との相性が悪いと、当然、音声を聞いても何も起きません。
しかし、効果がないからといって、あちこちの催眠音声を試して回るようなことをするのはやめましょう。
上記のとおり、やりすぎは非常に怖いですし、脳に悪影響を与える作品と出会ってしまったりして、藪蛇になります。
サイニーのことばかり考えてしまわず、心に余裕を持って、数日に一度くらいの頻度で、DMMやDLsiteなどでの評判作を聞いて回るのがいいと思います。
頻度
これはオナニー全般に言えることですが、毎日はやめましょう。
ここでも、週に2回以下、が理想的だと思います。
個人的にオススメなのは、「日曜の夜にだけ行なう」という方法。
イヤ~な気分が溜まりやすい日曜の夜の楽しみにすることで、一週間を生き生きしたものにすることができます。
・オナニーを活用してストレスと上手に向き合っていく方法
上記の記事でも語りましたが、オナニーの大きな目的は「ストレス解消」。
よってサイニーのような「確実に大きな快感を得ることができる」楽しみを定期的にスケジュールすることで、生活にメリハリができてちょっと幸せになれるわけです。
良質な催眠音声作品
それでは最後に、優しい声で導いてくれる、癒やし系の音声作品をご紹介したいと思います。
催眠音声-ハニーベル
声の美しさ(甘えたくなるような優しい抑揚のあるお声です)、リラクゼーション演出、幻想的な雰囲気などなど、催眠に落ちられる要素がほとんど詰まった良作といえます。
まずは試聴してみて下さい(イヤホン・ヘッドホン必須!)
なんと、アダルトパート以外のリラックス部分を、50分も試聴することが可能です!
こちらも、表紙画像のとおり、とても繊細で温かな幸福感をもたらしてくれる良作です。

ヒプノリラクゼーション