オナニーというのは、心と体をフルに使う行為です。
そのため、間違った方法でオナニーをしてしまうと、心身に思わぬ支障をきたす可能性があります。
長期的なオナニーのし過ぎが引き金となって起こる、怖ろしい事象の数々に関しましては、また別の機会に書いていくことにして──
今回は、オナニーをし過ぎることですぐに起こりうる、とても身近な問題について考えていきたいと思います。
体力の低下
オナニーは体力を使う行為です。
例えば、校庭なんかを走った時のことを思い出して下さい。
息が切れて、体が熱くなり、足は疲れ、汗をかきますよね。
それは体力を使った証拠です。
オナニーはスポーツ?
オナニーはどうでしょう?
息は切れますし、脈拍は上がりますし、汗をかくこともありますよね。
腰振りオナニーをした場合は腰も疲れるでしょうし、激しく手コキした場合は腕も疲れます。
しかし、オナニーの場合、スポーツと違って、基本、体を鍛えることはできません。
「体を鍛えることができないスポーツ」とでもいいましょうか。
とにかく「疲れ、消耗する」方面へと体をいざなってしまうので注意が必要です。
オナニーのし過ぎは体調不良を招く?
・【健康を害する?】オナニーのデメリットのウソとホント【運気が下がる?】
この記事でも語りましたが、オナニーという行為自体がじかに体調不良を招くということはほとんどないと思います。
ただし、射精をすると、クエン酸や亜鉛を放出することになってしまうのです。
このクエン酸や亜鉛というのは、人の健康の根幹に関わってくる栄養素なので、放出してしまうのはあまりにも惜しいといえます。
そして、これらの栄養素が不足した結果、体調不良に至るということは、充分に起こりうるパターンです。
気だるさ、風邪、皮膚炎
まずクエン酸が不足すると、気だるくなりがちです。
オナニーし過ぎると、何となく心身がぼんやりしてしまうのは、この影響もあるのでしょう。
また、クエン酸は、風邪に拮抗する力を持っています。
クエン酸が欠如すると、体質によっては、風邪をひきやすくなることも当然あるでしょうから、充分に気をつけましょう。
そして亜鉛が欠如すると、皮膚が炎症を起こしやすくなります。
皮膚の疾患は、重度なものになると本当につらくて苦しいものなので、亜鉛を放出してしまうのもまた、非常に惜しいです。
・侮れない! オナニーのデメリットまとめ
湿疹
オナニーと常に切り離せないのが、湿疹というデメリット。
オナニーに限らず、性的な行為というのは、主に皮膚や粘膜を摩擦することで行なうものだからです(そうではない性的行為も少なくありませんが)。
詳しい情報は、こちらの記事をご参照下さい。
・陰嚢湿疹や包皮炎への対策まとめ
とにかく体を清潔に
包皮、亀頭、陰嚢(玉袋)、それに乳首といった箇所はとてもデリケートです。
オナニーするときは、必ず「手」と「刺激する箇所」と「刺激する箇所の周辺」を清潔にしましょう。
器具にも注意を!
性グッズを使う場合は、器具の除菌を徹底し、使用後はすぐに性器を洗浄することが大切です。
初めてのローションを使う場合も、肌に合わないパターンを考慮し、使用後はローションを塗った箇所を洗い流しておいたほうが安心です。
なお、繰り返し使うオナホールなどは特に注意が必要で、使用前・使用後ともに、除菌・洗浄を徹底する必要があります。
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亀頭や尿道の問題
間違った仕方でオナニーすると、皮膚の問題だけに留まらず、亀頭や尿道といった、性器自体にまで悪影響が及ぶこともあります。
ちなみに、より危険度が高い、アナル系のオナニーですとか、尿道に何かを入れるタイプのオナニーなどに関しましては、このサイトでは推奨しておりません。
すぐに医師の受診を!
性器などに異変を感じたら、すぐに医師の診察を受けましょう。
それしかありません。
病院へ行っても解決しない場合は、セカンドオピニオンが有効なこともあります。
そうならないためには
●性器に「異物」や「不潔な物」を触れさせない(触れた場合はすぐ洗浄)
●性器を汚れた手で触らない
●尿道をいじらない
●尿道に「異物」や「不潔な物」を入れない
●尿道に「異物」が入る可能性があるオナニーをする場合はコンドームをつける
これらを徹底していれば、亀頭や尿道を損傷する確率はぐっと減ると思います。
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家族バレ
オナニー好き男子にとっての永遠の悩みともいえるのが、
「家族にエログッズを見られたり、オナニーを目撃されてしまう」
という問題。
対策
この問題の「完全無欠な解決策」としては、残念ながら、「一人暮らしする」という方法しかありませんです。
しかし、家に「自分だけの空間」があって、家族がきちんとプライバシーを守ってくれる人たちであるのならば、「隠す」という手段で対応できます。
隠す
エログッズを隠す方法などに関しては、こちら記事でたっぷり語っております。
・オナニーしている姿やオナニーグッズを家族に見られないための対策
が、どんな方法で隠したとしても、悪運が重なれば見つかってしまうことがあるので、安心は禁物ですよ!
エロい思考が物事を邪魔してくる
オナニーやオカズ探しにのめり込めばのめり込むほど、脳がそれらの行動を「日常的なもの」と思い込んでしまいます。
するとどうなるか。
──日常生活内に、エロい思考が割り込んでくる頻度が上がってしまうのです。
集中力がなくなる?
いったん、エロい妄想をすることがクセになってしまうと、人生のどんな場面においても、急に脳がエロモードに突入してしまうことが多くなります。
というわけで、何かに集中するということが、難しくなっていってしまうのです。
本を読んでいても、音楽を聴いていても、集中してその作品の世界に没頭できず、すぐエロいことが脳を満たしてきたり…
そうこうしているうちに、人としての絶対的な集中力自体が衰えてしまうというパターンも、充分にありえる話です。
そうなると、仕事、趣味、家事といった日常生活にまで影響が出てきてしまいますよね。
対策
これに関しての対策はもう、オナニーをほどほどにするしかありません。
ただし、オナ禁をすると「オナニーを禁止する」ということを日常的に意識するようになってしまうため、逆に頭の中がオナニーのことでいっぱいになってしまいます。
よって、「この日はオナニーする日!」「この日はオナニーのことを考えもしない日!」というふうにスケジュールを立てていくのが最も効率的な対策だと思います。
思考が鈍る
オナニーすると、頭がぼんやりします。
20代の前半くらいまでなら、脳の活力はすぐに回復するので、さほど問題はないのかもしれませんが…
20代の後半以降になると、だんだんと脳が疲れがちになってくるので、そこへ追い打ちをかけるように頻繁にオナニーをしてしまうと、脳がいっそうボンヤリドンヨリしてしまうわけです。
そうなると、仕事のアイデアですとか、人生の問題への解決策といった、生きていく上で絶対に必要な事柄を思いつくことができなくなってしまいます。
すると、ドミノ倒しのように様々なことに悪影響が出ることもありえるため、下手をすると精神を病んでしまうことにもなりかねないと思います。
対策
これもまた、「オナニーをほどほどにする」という対策しかありません。
頭をぼんやりさせないオナニーの方法、なんてありませんので。
あまりにもオナニーがクセになってしまっていて、なかなか「ほどほどに」ということができない場合は、ぜひこの記事をご覧下さい。
・成功しやすい・長続きしやすいオナ禁の方法まとめ
おわりに
今回は、考えられうるオナニーのデメリットについて、色々と語ってきました。
色々と悪いパターンについても語ってみたわけですが、多くは、オナニーをほどほどにするようにしていればそこまで大きな問題にはならないことですので、
「こういうことも起こり得るんだ」
というくらいに受け止めて下さると幸いです。
ただし、「家族バレ」と「皮膚の問題」ばかりは、ほどほどにするだけではどうにもならない現実があります。
各々のリンク先の記事も読んでいただいて、ご自分の環境と照らし合わせながら考えて下ると幸いです!