精液に血が混ざる「血精液症」の原因と解決策を検証

一年間血精液症と向き合った結果

以前に以下の記事でも、血精液症について語らせていただきました。
・精液に血が混じる！？血精液症の原因・対策まとめ

ただし前回は、管理人自身も血精液症の症状が出てから日が浅い時点で書いたものであり、まだまだ「何が本当に効果的なのか」鮮明には分かっていないところがあったのを覚えています。
あれから約一年が経った現在、当事者として、色々と分かってきたこともあるので、今回、新たにまとめていきたいと思います。

重要事項

この記事は、医師や専門家の意見をまとめたものではありませんので、「掲載情報の実践は自己責任で」という当サイト全体のルールを、より強く意識してご覧下さい。

なお、当記事では、前立腺炎や前立腺がんといった病気による血精液症に関する情報は掲載しておりません。
あくまでもこの記事は、「オナニーのしすぎ」「オナニーの仕方」「オナニーする姿勢」などに端を発する、重い病気を伴わない(痛み・血尿・発熱などを伴わない)血精液症に関する情報をまとめたものであることをお忘れなく。

前立腺炎や前立腺がんが疑われる場合は、必ず泌尿器科などを受診するようにしましょう。

すぐ治せる方法はない？

では、まず結論から申し上げますと…
血精液症を「すぐ」「確実に」治すことができる方法は、今のところ見つかっていません。
しかし逆に、どういう行為が血精液症を招いてしまうのか…それに関しては、ある程度見えてきました。

治る・治らないの境界線が曖昧

血精液症の場合、どこからが「症状が出ている状態」で、どこからが「症状から回復した状態」なのか、非常に分かりにくいものがあります。

なぜなら、出血が有るか無いかは、射精した時にしか分からないからです。
それで血が混じっていたとしても、それは「いつ」出血したものなのか、（前回の射精直後に出たものなのか、それとも今回の射精の影響で出たのか）よく分からないわけです。

(？ω？)

そのため、「どの対策が功を奏したか」ということが非常につかみにくいんですよね…

というわけで、
血精液症改善のために良い行動をすること以上に、血精液症の原因となりうる行動をしないでいることを重視したほうがいいのかもしれません。

ではとりあえず、参考までに、管理人のケースをご紹介していきましょう。

管理人は「いつ」「どんなふうに」症状が出たか

管理人がこれまで、ハッキリとした血精液症に見舞われた回数は、計3回です。
その他にも、精液の色がちょっとだけピンクっぽいかな？と感じることは何度かありましたが、明らかに血が混じっていることが分かる状態に陥ったのは3回でした。

とはいっても、それは「射精時に血が混じることが3回だけあった」ということではなく、「精液に血が混じる期間が3回あった」という意味です。

1回目の血精液症

管理人が初めて血精液症を経験したのは、ある10月中旬の涼しい日。
管理人は秋になると性欲旺盛になる性分であるため(苦笑)、その年も秋が深まるにつれ、オナニーの回数が日に日に多くなっていきました。

そんななか、1日中性欲が凄まじい日がありまして、その日は6回もオナニーしてしまった（我ながら向こう見ずなことをしてしまったと思います）のですが…

まさにその日の「6回目のオナニー」で、血精液症の症状が出ました。

いやぁもう、とにかくショックでしたね。
見えない部位からの出血ですし、普段は白いものに色がついているというのが、ものすごく怖かったです。

1回目の血精液症からの回復

ネットで色々な情報を調べ、前回の記事にてご紹介した方法を色々試してみました。

そして、オナニーの頻度をぐっと下げて、「4日に1度だけ」というルールを自分に課したところ、次第に精液の色が白に近くなっていったのです。

会陰部を浮かせるドーナツ状のクッションを使いだしたのもこの時期です。
11月になる頃には、完全回復して白い精液が出るようになっていました。

2回目の血精液症

2回目の「精液に血が混じった期間」は、その数ヶ月後、冬のことですね。

「会陰部を浮かせていさえすれば、どれだけオナニーしまくっても血精液症にはならない」
という半ば無謀な自信がついてしまい、オナニーの頻度が1日に1～2回という、魔のペースが戻ってきてしまいました。
すると、また血精液症が起こってしまった次第です。

このときは出血量も多く、前回以上にとても怖かったのを覚えています。

2回目の回復

そこで私は、やはりオナニーの頻度を大幅に下げ、「3～4日に1回」というルールを復活させました。
同時に、座ったままのオナニーをやめ、横たわってオナニーするようにしました。

結果、驚くほど早く回復し、「血が出た回」の2～3回後には、もう真っ白な精液に戻っていました。

そしてそして、「横たわってオナニー」という習慣をつけた影響か、これ以降の数ヶ月間は血混じりの精液を見ることがありませんでした。

3回目の血精液症

最初に血精液症の症状が出てから1年後のこと。またしても、性欲旺盛な秋のことです。
2回目の場合とほぼ同様に、
「横たわってオナニーすれば血精液症にはならない」
という油断が芽生えてしまって、またまた1日に1～2回という魔のペースが復活してしまったのです。

が、横たわってオナニーしていたとしても、毎日オナニーしていれば血精液症は起こりやすくなってしまうものなんですね。
魔のペースが復活してから約1週間後に、血精液症の症状が出ました。

3回目はしつこい？

数日置いた後、様子見にオナニーしたのですが、やはり全く治っておらず。
というわけで、今度は横になってオナニーするのをやめ、膝立ちしてオナニーするようにしました。

結果、徐々に症状は引いていったものの、まだまだ真っ白な精液にはほど遠く…

対策

そこで、「膝立ちしてオナニーする」というルールに加え、以下のことを試してみました。
●ノコギリヤシのサプリ(ディアナチュラ)を試す。
●カフェインを摂らないように気をつける。
●オナニーの頻度は4日～1週間に1回だけ。
●オナニー時にペニスを強く握らず、優しくスローペースでコく。

ことに、「頻度をぐっと下げること」と「オナニー時に手に力を入れないこと」は、絶大な効果があり、症状が次第に収まっていきました。

管理人の症状の出方に鑑みると

上記の結果に鑑みますと、血精液症を招く要因として最も大きいのは、とにかく過度なオナニーであるということが分かりますね。
私が血精液症になった期間は3回あったわけですが、そのどれもが、「オナニーの頻度が高かった時期」に生じていますので。

血精液症にならないためには

血精液症においてのオナ禁、これは、風邪においての睡眠とほとんど同じ効果があるような気がします。
ただし、前回の記事でも語ったとおり、数ヶ月間にわたるような過度なオナ禁は、かえって血精液症を招く場合があるようですので、注意が必要です。

オナ禁に関する情報は以下の記事をどうぞ！
・成功しやすい・長続きしやすいオナ禁の方法まとめ
・オナ禁を確実に成功・継続させる方法、やり方まとめ

そして、手に力を入れ、ものすごいスピードでペニスをコいてしまうと、前立腺や尿道に負担がかかり、それも血精液症につながるようですね。

血精液症になりにくいオナニーの仕方

上記のとおり、血精液症にならないためには、ゆるく優しくコくことが重要になってきます。

寸止めは絶対ダメ！

でも、「ゆるく優しくコいているとイけない」という人も多いでしょうし…
何より、イけないからといって、寸止め(射精直前にオナニーをやめること)を行なってしまっては、前立腺や尿道に大変な負担をかけてしまい、かえって血精液症・前立腺炎・尿道炎・射精障害などを患う確率を上げてしまいます。

では、どんなオナニーの仕方をすれば、気持ちよくイくことができ、なおかつ血精液症になる確率を下げられるのか、検証していきたいと思います。