オナニーの敵
「精神状態の悪化」「体調不良」「一人になれる時間の減少」
…などなど、シアワセなオナニーライフを脅かす現象は少なくありませんよね。
ことに、性器周りの不調は、オナニーすること自体が怖くなるという状況を招いてしまいがちです。
なかんずく、精液に血が混じるという、はっきり目に見える形でのデメリットが出てしまったら、どんなオナニー好きさんでも賢者になれちゃうんじゃないでしょうか?
なかなかメジャーな症状・血精液症
しかし、精液に血が混じるという症状って、実はそんなに珍しいものではないんです。
※管理人も体験者(;´ω`)
これは「血精液症」といい、20~40代に多く見られる症状といわれております。
今回は、この血精液症に焦点を当て、原因や解決策などを語っていきたいと思います。
素人意見であることをお忘れなく!
ただし、この記事は管理人という全くの素人が書いたもの(もしくはネットに掲載されている情報をまとめたもの)です。
医師や専門家の意見ではありませんので、「掲載情報の実践は自己責任で」というこのサイト全体のルールを、いっそう強く意識してお読み下さいませ。
素人の意見のほうが需要がある?
ただ、2chなどを見ておりますと、「当事者の意見が一番役に立つ」という旨の書き込みもしばしば見かけます。
というのも、グーグル検索をしてみますと、出てくるのは病院のサイトか、あるいは一般的な意見をまとめたサイトが数多くヒットするのです。
そうしたサイトは、医師による意見をまとめていることが多く、「病院へ行きましょう」というアドバイスに始終することがほとんど。
もちろん何らかの症状が出た場合、「病院へ行く」というのが最も確実かつ安心な解決策であることは言うまでもありません。
しかし多くのユーザーが求めているのはおそらく、
「病院へ行かなくても解決できる方法はあるか」
ということだと思うんですよ。
病院へ行くことを決めた人は、わざわざネットを調べないと思いますし。
ことに性的な事柄に関しては、診察を受けるのも憚られるでしょうし、そもそも診察費も馬鹿になりませんしね…
その点、2chなどでは当事者の生の声や、その人たちが実際に使った解決策・対策などが書き込まれるため、「役に立つ」という評価を見ることが多いのだと思います。
血精液症は病院へ行かなければ治らないか
ではズバリ、血精液症は病院へ行かなければ治らないのか、それとも自分で治せるのか…
と問われたとしますと、
「それは場合によって異なる」
と答えざるを得ません。
精液に血が混じるという症状はひとつの「結果」なのであって、「どうして血が混じるのか」その原因によって事態の深刻さが全く違ってくるからです。
というわけでとりあえず、血精液症の原因(もしくは原因と思われること)の数々をまとめていきましょう。
原因1~原因4に関しましては、ほぼ同じ対策が有効になりますので、原因5の考察の前に、それらの解決策を語っていきたいと思います。
なお、原因5以降の要因によって血精液症になった場合は、必ず医師の診察を受けましょう。
原因1・オナニーのしすぎ
オナニーのしすぎによって前立腺が酷使され、傷がつくことで出血することがあるといいます。
要は、「鼻をかみすぎて鼻血が出る」「歌いすぎて喉から血が出る」といった症状と似たカラクリです。
オナニーをしすぎて血精液症になった場合の特徴
この場合は、身体の痛みや違和感もありません。
また、尿に血が混じることもないです。
というわけで、ただ「精液に血が混じる」という現象が漠然と起こるのみなので、それが逆に不気味かもしれません。
しかしこの場合は、数週間~2ヶ月で自然治癒することがほとんどらしいです。
オナニーをしすぎて血精液症になった場合の対策
もちろん、不安であれば医師の診察を受けるのが最も安心です。
ただし、痛みも違和感もなければ、何らかの病気が潜んでいる確率は非常に低いので、放置していても自然治癒することがほとんどであるといえるでしょう。
実際この場合は、医師の診察を受けても、検査や治療などは行なわれず、経過観察となる場合が多いといいます。
オナ禁、ではなくオナニーを控えめに
そして、オナニーのしすぎが原因で血精液症になった場合、オナニーを控えめにすることが重要になってきます。
1日に何度もオナニーするのはやめましょう(管理人はこれで血精液症になりました)。
このサイトで何度も推奨しているように、大体、3日~1週間に1度という頻度が、最も適していると思います。
逆に、長期的なオナ禁をしてしまうと、それはそれで血精液症の原因となってしまう可能性があるようなのです(詳細は「原因2」にて)。
原因2・過度なオナ禁
ネットを見て回っていると、どういうわけか、
「数ヶ月以上にわたるオナ禁のあとでオナニーしたら、精液に血が混じった」
と語っている人をよく見かけます。
これに関しては、上記の「オナニーしすぎ」が原因の場合よりも、ずっと謎が多い現象といえるでしょう。
そもそも血精液症という症状自体、医学界でもあまり原因が解明できていないようなので、理解に苦しむことが多いのは当然なのかもしれません。
適度にオナニーすべきか?
では、過度なオナ禁をして血精液症になった場合、オナニーを定期的に行なうことで回復するのでしょうか?
これに関しても、はっきりとした情報を見つけることはできませんでした。
いずれにせよ、客観的に考えて、「オナ禁することで血精液症になる人が多い」という事実があることは重く受け止めるべきでしょう。
血が出たのが怖くて、それ以降は義務のようにして数日に1回オナニーしている、という人も居ます。
原因3・力を入れすぎ/激しくしすぎ
オナニーの際、ペニスを強く握りしめすぎてしまいますと、性器の内部が圧迫され、損傷することがあります。
なんといっても、精液は勢い良く出てくるものですから、圧迫されて幅が狭くなればなるほど、損傷のリスクも高まるというわけです。
また、激しくコいたりですとか、変な体勢でオナニーやセックスをしてしまうと、血精液症になることがあるようです。
原因4・座っている姿勢
座ったままの姿勢でいることが長いと、前立腺や精嚢などが圧迫されるためか、血精液症を招くことがあるようです。
特に自転車やバイクのサドルは、会陰部にピッタリとフィットしてしまうので、より危険度が高いといえるでしょう。
座りっぱなし、乗りっぱなしになることは、ぜひとも避けたいものですが、デスクワークの方や、バイクを使うお仕事をなさってる方は、なかなか思うようにいきませんよね。
ちなみに管理人は、ドーナツ状のクッションを使い、会陰部が自然と浮くように工夫して座っています。
座ったままのオナニーも危険!?
オナニーするときはどうしても、座ったまましてしまいがちですよね。
しかし、これがどうやら血精液症の原因になる場合があるらしいのです。
実際、管理人も、座ったままのオナニーをやめ、横たわったり膝立ちしたり、そうした体勢でオナニーするようにしてから、血精液症になることが少なくなりました。
原因1~3に応用できる解決策
ではでは、ここまで挙げてきた原因1~原因4に応用可能な対策をご紹介していきたいと思います。
シナモンが効果あり?
2chなどでの情報をまとめますと、シナモンが効果的であるという声を多く聞きます。
シナモンには毛細血管を強化する作用があるので、出血しやすい体質を改善してくれるのでしょう。
毎日0.2g程度でいいという意見も聞きますが、美味しいので、管理人はもっと食べることができてしまいました。
が、苦手な人は0.2gをオブラートに包んで飲むのもいいと思います。
タウリン
あたりめ(するめ)や栄養ドリンクなどに含まれる「タウリン」によって、ホメオパシーを高めることで、血精液症が治りやすくなるという情報もあります。
しかし、過度な栄養摂取は身体に刺激を与えることもあるため、これは諸刃の剣といえるかもしれません。
市販薬はどうか
『ペラックT錠』という、のどの炎症に効く薬があります。
これには「トラネキサム酸」という、止血に用いられる成分が多く配合されているので、ペラックT錠が血精液症に効くという情報があります。
また、『ノコギリヤシ』や『クランベリー』が効く、という情報も見かけましたが、私のケースにはどちらも効果ありませんでした。
そもそもこれらは、ズバリ「血精液症に効きます!」と謳った品物ではありませんからね。
血精液症が怖いからと、手当たり次第に、薬品やサプリを過度に飲用してしまうのは良くないですし、かえってそれによって体に悪影響が及ぶことも…
禁酒
お酒を飲むと血の循環が著しく激しくなりますので、そのぶん出血する確率が高まります。
実際、血精液症になったことで禁酒を始めたと語っている人も、しばしば見かけます。
飲酒に多くのデメリットがあることは言うまでもありませんので、血精液症になった場合は思い切って禁酒を始めるといいかもしれません。
管理人の場合
管理人の場合は、オナニーを控えめにし、シナモンを毎日摂り、かつ『ペラックT錠』を時々飲むことで、徐々に症状が収まっていきました。
また、会陰部が極力地面につかないように気をつけるようにもしておりました。
そして、座ってオナニーするのをやめる、これも大事です!
2ヶ月以上も続いたら病院へ
たとえ、痛み・違和感・血尿といった症状が出ていなくても、精液に血が混じる状態が2ヶ月以上も続くようでしたら、すぐに泌尿器科を受診しましょう。
一方、次の「原因5」以降の要因によって血精液症が起こった場合は、すぐにでも医師の診察を受ける必要があります。
原因5・前立腺炎
血精液症になる原因として特に多いというのが、この前立腺炎。
前立腺炎の症状としては、
●排尿時の痛み
●会陰部や下腹部の痛み・違和感
●発熱
といったものが挙げられます。
これらの症状が見られた場合は、「必ず」「すぐに」医師の診察を受ける必要があります。
解決策はそれしかありません。
なお、前立腺炎の情報は少しググればたくさん出てきますので、あえてこのサイトでご紹介する必要はないかな、と思ってます。
私がこの記事を書いた動機は、1~4の原因で血精液症になった人たちに、いくつかの助言をさせていただくことだったので。
原因6・その他の病気
性病によっても血精液症は起こるようですし、もっと恐ろしい病気の可能性も…
ことに50代以上(※)の方に血精液症の症状が出た場合、前立腺がんが原因である可能性もあるといいます。
※「40代以上」という見解もあります。
性交渉した時期を境に血精液症になった場合は、病院での診察が必要です。
40~50代以上で血精液症になった場合も、病院で検査をしてもらいましょう。
おわりに
というわけで今回は、精液に血が混じる現象について、色々と語ってきました。
医学界においても解明されていない点の多い症状とのことで情報が少なく、管理人も最初に症状が出たときはこの世の終わりみたいな気分になったものですが…
検索してみると結構多くの人が悩んでいる症状らしく、当事者の方々の言葉を読むと、対策・解決策なども多かったので、ぜひそれらを自分なりにまとめてみたいと思い、この記事を書いた次第です。
今後、血精液症に関する新事実が判明し次第、このサイトでもお伝えしていくつもりでおります。
…と書いたとおり、新情報をまとめてみました↓
・精液に血が混ざる「血精液症」の原因と解決策を検証